栗田機械製作所が選ばれる理由
REASON
日本で唯一、フィルタプレスの専業メーカー
栗田機械製作所は、フィルタプレス(加圧ろ過機)の専業メーカーです。専業メーカーとしては日本唯一で、その技術力や実績により多くのお客さまから選ばれるメーカーとして90年以上の歩みをつづけてきました。
技術力という強みをより確かなものとするため、栗田機械製作所の社内にはラボ(基礎研究部門)があり、産業のさまざまな場面・用途で利用されている加圧ろ過の可能性を追求しつづけています。
おかげさまで高い知名度と評価をいただけるようになり、固液分離の工程が必要なお客さまから技術的なご相談をいただくことも多くなりました。このご相談内容を社内に持ち帰り、実現できる方法を研究することにより、技術を積み重ねてまいりました。「クリタでできなければそもそも不可能」という評価をいただくこともあり、長い年月をかけて磨き上げてきた技術や信頼が大きな財産となっていることを実感しています。
研究開発から製作、メンテナンスまで
全工程を自社で完結
栗田機械製作所の社内にはラボ(基礎研究部門)があります。ここで基礎研究やお客さまからのご相談を形にするための研究開発などを行っており、最大の強みである技術力をささえています。
また、研究開発から設計、製作、そして納品後のメンテナンスまですべての工程を自社内で完結しているため、ワンストップでサービスのご提供が可能です。メンテナンスはろ過機が正常に稼動するためにかかせないものですが、それと同時にお客さまからの生の声やフィードバックをいただく貴重な機会でもあります。
持ち帰ったお声やフィードバックはそのまま社内で共有され、研究開発や設計など、品質や性能の向上に役立てられています。こうした製品のブラッシュアップが可能であることも、すべての工程を自社内で完結していることによって得られる強みです。
栗田機械製作所の「仕事」は社会のすみずみで活躍中
栗田機械製作所の納品実績は、すでに3,500台以上にのぼります。全国各地のさまざまな工場に導入されており、それぞれの現場でものづくりをささえています。そこから生まれるものの中にはみなさまの生活で当たり前のように目にしている製品も非常に多く、社会のすみずみにいたるまで私どもの仕事が行き渡っています。
コピー用紙に使用される炭酸カルシウムや世界的な某ITメーカーの大ヒット商品、フライパンのテフロン加工に使用されるフッ素樹脂など、いずれも一度はみたことがあるというものが作られる現場で栗田機械製作所のフィルタプレスが活躍しています。
新幹線の切符は高い性能や偽造防止などのために多くの技術が用いられていますが、用紙の製造から印刷インク、裏面のコーティングなどさまざまな部分に栗田機械製作所のフィルタプレスが使用されているので、「クリタ製品の集大成」といってもよいでしょう。
このように社会のすみずみにいたるまで行き渡る製品づくりのお手伝いをすることが、私どもにとっての社会貢献です。
独立資本だからできる自由さと柔軟性
いわゆる大資本ではありませんが、栗田機械製作所は創業以来独立資本で事業をつづけてきました。大手企業グループの傘下であったり、他社による資本参加などがなく、しがらみなどがまったくなく、どんな企業さまであっても自由にお取引関係をもつことができます。
この自由さや柔軟性、小回りのよさをフルにいかし、栗田機械製作所は産業や社会のさまざまな分野で実績を積み重ねてきました。
フィルタプレスに関することはどなたであってもご相談をお受けしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
メイド・イン・ジャパンの素晴らしさを
大阪・九条から世界へ
栗田機械製作所の本社工場は、大阪市西区の九条にあります。九条一帯は古くからものづくり企業が集積する一大拠点となっており、それぞれの企業が高い技術を守りつづけています。栗田機械製作所の製品はこの九条で作られる材料や部品から生み出されており、高品質の大きな理由のひとつです。
日本全国はもちろんのこと、現在ではこの素晴らしい品質を世界にも発信するべく、海外での営業戦略も強化しています。世界には製造現場はもちろんのこと、安全な水資源の確保や排水の清浄化など、ろ過技術を必要とする膨大なニーズがあります。
メイド・イン・ジャパンのよさ、さらにはメイド・イン・九条のよさを地域のみなさまと協力しながらこれからも世界に発信していきます。
これからの時代に求められるろ過機のあり方を形に
加圧ろ過のニーズは実に幅広く、製造現場のほとんどには何らかのろ過工程があります。それぞれのニーズに応じて最適なフィルタプレスを開発し製造するのが栗田機械製作所の強みですが、この強みはますます社会からさまざまな形で期待されています。 レアメタルや半導体、太陽光パネル、薄型テレビなど、それぞれの時代でホットワードとなってきた工業製品の製造にはろ過機がかかせませんし、環境や医療、先端科学などのこれからのホットワードとなっていく分野からの引き合いも多くいただいています。 まだ世に出ていない新製品に関与することも多く、「時代が動くときにクリタあり」という存在でありつづけられるよう、これからもフィルタプレスに特化することで産業社会からのご期待におこたえしてまいります。